お笑いコンビ、オードリーのボケ担当、春日俊彰（３０）がインフルエンザＡ型を発症したことが９月２日、分かった。同日夕方に体調不良を訴え、診察を受けた病院の簡易検査で判明した。新型インフルが疑われるため、当分の間、仕事を休む。相方の若林正恭（３０）は発症していない。２人は、先にインフルエンザＡ型の感染が明らかになったＮＥＷＳの山下智久（２４）、錦戸亮（２４）と日本テレビ系「２４時間テレビ」で共演していた。　

　お茶の間から「トゥーーーース」が消える。

　所属事務所によると、春日はこの日夕、体調不良を訴え、都内の病院に行ったところ、簡易検査でインフルエンザＡ型陽性と診断された。熱は３８度３分あった。午前中に仕事があったが、問題なくこなしていたという。

　「医師の指示で、当分の間仕事を中止し、完治するまでは外出させずに療養させることにしました」と事務所。現在は、自宅ではない場所で安静にしている。

　オードリーは、テレビ出演していない日がないほどの超売れっ子。公式ＨＰによると、レギュラーはフジテレビ系生番組「キャンパスナイトフジ」（金曜深夜１・０５）などテレビが３本、ラジオ１本。レギュラー以外にも、今月２１日までの出演予定のテレビ番組が３０本以上並んでいる。

　ハト胸を突き出し、「トゥーーーース」と登場する自信たっぷりの春日の姿は完治までおあずけ。「キャンパスナイトフジ」など、決まっていた仕事はすべて若林が１人で出演する。

　インフルエンザといえば、錦戸が８月３１日に、山下が９月１日に、春日と同じインフルエンザＡ型と診断され、所属するジャニーズ事務所が当面の仕事の休止と自宅療養を発表していた。実は、この３人は、８月２９日から放送された日本テレビ系「２４時間テレビ」で共演していた。

　番組は東京・有明の東京ビッグサイトからの放送で、会場には多数の出演者が出入り。一般来場者も数千人に及んでいただけに、被害が拡大する恐れもある。

　同局はサンケイスポーツの取材に、「出演者約４０人に対して注意喚起の意味で、手洗いやうがいの指示を徹底しました。感染源は特定できないので、検査を受けるかどうかは個々の自己責任に任せます」とコメントし、調査チームを作る予定はないという。