韓国の人気５人組ダンスボーカルグループ、東方神起の初ベストアルバム「ＢＥＳＴ　ＳＥＬＥＣＴＩＯＮ　２０１０」（１７日発売）が、海外グループの初動売り上げとしては歴代最高の４１・３万枚を記録し、２２日に発表されたオリコン週間アルバムランキング（３月１日付）で、グループ初となる１位を獲得した。

　これまでの記録は９５年６月発売のボン・ジョヴィ「ジーズ・デイズ」の３７・９万枚で、１４年９カ月ぶりに更新した。東方神起のアルバムでの１位獲得は、日本デビュー５年目にして初。アジアの男性アーティストとしても初の快挙となった。

　同アルバムは、発売初日からデイリーチャート１位をキープする完全制覇だった。発売に合わせて全国２３のＣＤショップで「ＳＰＥＣＩＡＬ店頭ＤＡＹ」と銘打ち、グッズ販売なども行ったところファンが殺到。全店でアルバムが即日完売になるなど人気の凄さを見せつけた。

　今後は、２７日放送のフジテレビ系「ミュージックフェア」（土曜後６・０）に出演するほか、３月１７日にＤＶＤ「ＢＥＳＴ　ＶＩＤＥＯ　ＣＬＩＰ（仮）」、同２４日にシングル「時ヲ止メテ」を発売する。

　一方、シングルはＡＫＢ４８の新曲「桜の栞」が３１・８万枚を売り上げ、初登場１位を達成。女性グループによるシングル初動セールス３０万枚突破は、０１年１０月発売のモーニング娘。「Ｍｒ．Ｍｏｏｎｌｉｇｈｔ～愛のビッグバンド～」以来、８年５カ月ぶり。

　HMVジャパン株式会社はこのほど、17日に発売が予定される東方神起の初ベストアルバム「BEST　SELECTION　2010」を記念して、HMV　ONLINEやHMV　MOBILEの利用者約3800人を対象に「東方神起に関する意識調査」を実施、同ユニットの魅力などについての調査結果を報告した。

　HMVジャパン調べによる『東方神起に関する意識調査』では、アンケート対象者の「ファン歴」をはじめ、ファンが感じるユニットの魅力、ユニットのために費やす時間などが明らかとなった。

　「東方神起ファンになってどのくらい？」との問いには、「1年未満」が31．5％で最も多く、次いで「2年くらい（28．6％）」、「3年くらい（20．9％）」だった。

　「ユニットの一番の魅力」については、36．9％が「チームワーク」と回答、次いで「歌唱力（34．1％）」、「メンバーの個性（15．8％）」が挙げられた。

　一方、「ユニットを知ったきっかけ」には、「TVで（59．5％）」を挙げる声が最も多く、CM曲やドラマの主題歌、メンバーの物まねをするタレントの関根勤さんの影響などをうかがわせた。

　このほか、「ユニットに費やす1日の平均所要時間」については、「2～3時間（48．4％）」が最多で、「1時間未満（26．4％）」、「4～6時間（17．4％）」の結果が出た。また、「ユニットの情報源」については、38．4％が「インターネット」を挙げたが、TVや雑誌よりも、「友人の勧め（18．9％）」の回答が多いなど、口コミ効果の高さをうかがわせる結果となった。（編集担当：金田知子）

　光文社発行の女性ファッション誌「JJ」編集部は25日、現在品切れ中である3月号の増刷作業を急ピッチで行っており、29日から順次店頭に並ぶ予定だと、同誌のブログで明らかにした。

　「JJ」3月号は、韓国の人気5人組ダンスボーカルグループの東方神起が、男性グループとして初めて表紙を飾ったことで話題を呼び、発売日から各地の書店やコンビニで品切れが続出したという。

　巻頭グラビアは「バレンタインSPECIAL特集」と題され、8ページにわたり、各メンバーが仕事からプライベートまでを質問形式で告白するインタビューページ「100問100答」、サイン入り写真プレゼントなどが掲載されている。

　オークションでは即決で5000円という価格まで付き、ネット上では「なかなか見つかりません。甘かった」「東方神起の凄さを実感した。ライブチケットの熾烈な闘いは知っていたが、まさか、雑誌でも同じことが起きるとは」「書店は予約だけでパンク状態だった」との声が上がっていた。

　改めてその人気を見せつけることとなった東方神起。27日には新曲「BREAK　OUT！」が発売されるが、こちらも重版となるのか、大きな期待が掛る。（編集担当：李信恵・山田武志）

　韓国の人気５人組ダンスボーカルグループ、東方神起が表紙を飾り、品切れ状態となっていた女性ファッション誌「ＪＪ」３月号（１月２３日発売、光文社）が２５日、重版されることが分かった。

　「ＪＪ」３月号では、東方神起が男性グループとして初めて表紙を飾り、発売直後から完売店が続出していたが、このほど同誌では初となる重版が決まった。２９日より順次店頭に並ぶ予定という。

俳優の生田斗真が、人気ドキュメンタリー番組『情熱大陸』（31日放送 MBS・TBS系）に出演することが24日、わかった。これまでに同番組に登場したジャニーズ事務所所属のタレントといえば、草なぎ剛（03年1月）、二宮和也（07年5月）、山下智久（08年3月）、中居正広（08年11月）、長瀬智也（09年1月）の5名。俳優一筋で活動するという、アイドル王国から生まれた異端の存在・生田斗真が、ストイックなまでの“役者論”と“本音”を明かす。

　生田といえば、ジャニーズ事務所に所属しながらもアイドルタレントとして音楽番組やバラエティ番組で活躍する事も殆ど無く、舞台や深夜ドラマで地道に演技力を培ってきた異色の存在。2007年のドラマ『花ざかりの君たちへ～イケメン♂パラダイス～』（フジテレビ系）に出演し、以来数多くのテレビドラマで主役を演じ、若手実力派俳優としてその名が一気に知れ渡った。

　今年は2月公開の映画『人間失格』を筆頭に、3本連続で主演映画を控える生田。番組では昨年6月から7か月間に渡り生田に完全密着。『硬派・真面目・ストイック』演技のためならどこまでも自らを追い込んでいく生田の情熱や、知られざる素顔に迫る。

　撮影中はホテルの部屋にこもってどこにも行かず、牙を研ぐように台本を読み込む姿や、痩せるために豆腐そうめんばかりを食べていたかと思いきや、終わると今度は漁師役をやるからと腕立て伏せをして身体を鍛え出す生田。「監督の要求には100％涼しい顔で応えたい」と役者への想いを明かす。

　取材した『情熱大陸』スタッフも「たぶん彼は役のためなら崖からでも飛び込むタイプだと思う」と舌を巻いた生田のストイックぶり。俳優一筋でひたすら芝居に打ち込んできた男の“生き様”に注目したい。