3月10日13時3分配信 @ぴあ
2006年、TBS系列の連続テレビドラマで平均視聴率No.1を獲得した山下智久主演のドラマ『クロサギ』が、今度は映画になって登場する。テレビドラマに続き、山下智久が主演を務める『映画 クロサギ』は、3月8日より公開され、公開初日に行われた舞台挨拶には、主演の山下智久、石井康晴監督をはじめ、掘北真希、竹中直人、哀川翔、飯島直子、また、原作者の黒丸、夏原武が登場。会場には大勢の女性客が詰めかけ、満席状態となった。
本作は、山下にとって初の主演映画。「僕たちが作った映画を観に来てくれて本当に嬉しい。ドラマと違って、映画は、みなさんが電車に乗って、劇場へ行って、チケットを買って観てくれるもの。初の映画で緊張していましたが、みんなの顔を見てほっとしました。みなさんの人生の2時間をこの映画に費やしてくれてありがとうございます」と、客席に向って感謝の言葉を述べる。テレビドラマ版、映画版と、山下にとっては初の主演作だったこともあり、「監督と初めてたくさん話し合いながら作り上げた役。クロサギと離れるのは寂しい」と、クロサギへの愛着もある様子。山下同様、初の映画となった監督の石井康晴は、「(観客の)一人一人に頭を下げてまわりたい気分です」とこちらも感無量の様子だった。
この日、会場には公開日の3月8日に合わせ、38億円が入るジュラルミンケースを持ったガードマン19人も登場。38億円あったらどうする?と尋ねられた山下は、「もう1本映画をつくらせてもらおうかな。オール海外ロケとか(笑)」と次回作への意欲を見せる。一方、劇中で山下のターゲットとなる詐欺師を演じた竹中直人は、山下の言葉を受け、「じゃあ、山下くんの作る『クロサギ』に、顔を変えて出演させてもらおうかな」と言い出し、こちらも続編への意欲を見せていた。
『映画 クロサギ』は、父親が詐欺にあったことで家族を失った青年・黒崎が、復讐のため詐欺師のみを狙う詐欺師になるサスペンス。日本経済を脅かす史上最大の詐欺事件に黒崎=クロサギが立ち向かい、ドラマ版よりもさらに内容がパワーアップしている。
『映画 クロサギ』やっぱりケタちがい!100倍の応募が殺到した初日舞台あいさつ席
3月10日7時57分配信 シネマトゥデイ
8日、TOHOシネマズ六本木ヒルズにて、『映画 クロサギ』の初日舞台あいさつが行われ、主演の山下智久、堀北真希、哀川翔、飯島直子、竹中直人ら、総勢8名が登壇した。 (この映画のフォトギャラリーはこちら)
先日行われた完成披露試写会では、650席に対し、何と約3万4千通の応募が殺到。さらに、別の試写会では、前代未聞の偽造試写状が出回ったほか、劇場前売り券が7万枚の売り上げという異例の事態を続々と引き起こしている本作。この日の初日舞台あいさつにも、一般発売のほかに、100席の事前抽選席を用意したところ約1万1千通の応募があり、100倍を超える倍率となるなど、熱狂的な人気を誇っている。